お知らせ | 高雄路お食事処やまざき｜京都市で人気の京料理

お刺身を食べるとき、日本料理には「決まりごと」があります。
たとえば、刺身を盛り付けるのは
マグロの刺身は3切れにし、その脇に以下の刺身を2切れ添えて
刺身の数を奇数にします。

器は、四角い小鉢にして
左側を少し高めに盛り付け
山葵（わさび）などの「あしらい」は右端に添えます。

この理由のひとつには
日本料理は「箸」の文化であることが大きな特徴となっています。
とくに、日本人は右利きが多く
「あしらい」は右側に置いたほうが取りやすいことと
ほかにもうひとつ、理由があります。

中国古来の「陰陽五行説」の考え方によりますと
宇宙の万物は「陰」と「陽」の2つの気が変化することによって
四季が生じたり、病が生じたりと
さまざまな森羅万象をつくるという考え方です。

包丁や器の表は「陽」、裏は「陰」。
まるい器は「陽」、角のある器は「陰」。
数字は奇数が「陽」、偶数は「陰」。

3切れと2切れの刺身を足して5切れ。
陽の数字になります。
角のある陰の器に盛り付けて、バランスをとるわけです。

こうした日本文化の一端をみせる料理は
刺身だけではありません。
「有限会社　そば処　やまざき」では
四季折々の料理を、お楽しみいただけます。

ご家族、お仲間、ご宴会など
さまざまなご会食のおもてなしをさせていただいております。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。