お知らせ | 高雄路お食事処やまざき｜京都市で人気の京料理

「木の芽」と「山椒」は何が違うのか。
みなさんはご存知でしょうか？

じつはどちらも同じ食材ですが
「木の芽」と呼ばれるのは、立夏ぐらいまで。
夏になりますと、「葉山椒」へと変わります。

ちなみに豆腐の「おから」も
冬は「雪花菜（きらず）」といいますが
夏は「卯の花（うのはな）」と呼び方が異なります。

日本料理は、食材の呼び名においても
四季を大切にしているわけです。

食べ方にしても、こうした考え方はあります。
「春は苦味」
「夏は酸味」
「秋は辛み」
「冬は油味」といいます。

春は、冬場に固くなった体をほぐすために
繊維質の豊富な山菜類の苦味をいただきます。

夏は、食欲がなくなるので
酸味で胃に刺激を与えて、食欲を引き出します。

秋は、コメなどのでんぷん質が美味しくなる季節。
ついつい食べ過ぎてしまいますから
ピリッとした辛みを加えて、代謝を良くします。

むかし、食材の少なかった冬は
油分を多く補給して脂肪をたくわえ
寒さに備えました。

このように、旬の素材を重宝するのも
四季を通じて、「それがいちばん体に良い」ことを知っていた
先人たちの知恵です。

京都市右京区にある「有限会社　そば処　やまざき」では
皆様の良縁となる会席に
一品一品真心を込めて、調理、盛り付けしております。

節目のお祝いや、大人数でのお集まりにも
おもてなしのご準備ができます。
どうぞご利用ください。