大切な日を前に食事でゲンを担ぐ
日本には「験を担ぐ(げんをかつぐ)」「験担ぎ(げんかつぎ)」「縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)」といった言葉があります。
ゲンを担ぐという言葉には、過去に縁起が良いことが起こった際に行った行動や気持ちと同じことを繰り返したどることで、吉兆を推し量る意味があります。
例えば、とある人気スポーツ選手では毎朝カレーライスを食べていたというのが有名な話ですが、他にも、験担ぎにおにぎりを食べる、決まった色の下着を身につけるなど、決められた足から行動するなど、ルーティン化している選手もいるそうです。
験担ぎは試合の前などのスポーツに限りません。大切な入試などの試験の前にカツ丼を食べるというご家庭もあるかと思います。
縁起の良い食事では、おせち料理なども縁起物を重箱に詰めています。他にも、おめでたい席での「鯛」、出世魚の「鰤」なども縁起物や験担ぎの食材として利用されています。
日本の食文化には、こういった食材の意味を込めて作られているものも多いです。
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2022.07.20