生涯で902回も食べた「斎藤茂吉のウナギへのこだわり」
家人として1万7900首あまりの歌を詠んだ斎藤茂吉。
大好物は、「ウナギの蒲焼」だったそうです。
これは有名なはなしで、70年9か月の人生で
ウナギを食べた総数は、902回ともいわれます。
そんな記録が残っているのは、斎藤茂吉がメモを取る習慣があったから。
真面目で完璧主義。元来、ひとつのことにのめり込む性格で
食についても、かなりの凝り性だったといわれています。
とくに、ウナギへのこだわりは、好物を超えて
もはや、「信仰」ともいえるほどだったとか。
その証拠に、戦中戦後の食べ物がじゅうぶんになかった頃
そのときにも、やはりウナギを求め
当時珍しかったウナギの缶詰を
銀座のデパートから大量に買い込んだほどです。
創作が行き詰ったとき、ウナギを食べると一気に頭が冴え
サラサラ書けてしまうこともあったそう。
ウナギのチカラに、ずいぶん助けられていたのですね。
実際に、ウナギには脳の神経細胞を活性化するDHAや
血液をサラサラにするEPAが多く含まれており
まさしく「脳に良い」食べ物といえます。
ビタミン類も豊富で栄養満点。
茂吉先生は、その効果を実感されていたことでしょう。
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2021.05.20