和食のアラカルトが集まる「幕の内弁当」を美味しく食べるには
幕ノ内弁当を食べるとき
その「食べる順番」を気にしたことはありますか?
順番なんてと思われることでしょう。
美味しく食事ができるのが、何よりイチバンのことです。
美味しく食べられる順番を考えると
「会席コース」と似たような順番になるというおハナシです。
会席料理は、日本の伝統的な宴会料理なのは言うまでもありません。
冠婚葬祭の席でもおなじみですが、お酒を楽しむための料理でもあります。
ですから、西洋のフルコースのように、品数が多くあります。
その会席フルコースのおおまかな流れを見ていくと
次のような順番になっています。
前菜(先付け)
↓
吸い物
↓
刺身
↓
焼き物(魚介類を焼いたもの
↓
揚げ物(天麩羅など)
↓
蒸し物(茶碗蒸しなど)
↓
酢の物
↓
煮物
↓
ごはん
↓
止め椀
↓
香の物
↓
果物
そして、しめはお茶とお菓子というのが一般的です。
お店によって多少は異なるかもしれませんが
いずれにしても、淡白な味と濃い味を織り交ぜながら
できるだけ美味しく食べてもらえるようにという工夫から
こうした順番ができています。つまり、味覚が喜ぶ順番というわけです。
お弁当の場合ですと、そこまでかたく考えることはありませんが
ひとつひとつの料理の、心づくしを感じていただけるのではないかとも考えております。
京都嵐山にある「食事処やまざき」では
京都で採れた野菜や魚介、山菜などをメインに
天ぷらやにしんなどのうどんやそば、丼ものや、すしなど
本格的な日本料理を提供しております。
お問い合わせはこちらから
2021.07.20