仕出しは京都の食文化
日本各地で「仕出し」「仕出し屋」がありますが、この仕出しは、もともとは京都のおもてなしの食文化の1つだといわれています。
仕出しとは、店では客をとらず,客の注文に応じた料理を食事の場に届けるもので、年中行事の祝いごとや祭礼、法事、接待のためのもてなし文化として発展したものです。また、こうした仕出し料理を座敷に運んで、客にサービスする配膳という仕事も生まれた経緯があります。
(引用参考:京都市のwebページ「京都をつなぐ無形文化遺産」https://kyo-tsunagu.net)
懐石料理や松花堂弁当、半月、折詰めなど、お客さんのご要望や利用するシーンに合わせて、料理を作り、冷めても美味しい料理を提供することは、京都の食文化の中でも外すことはできないものです。
冷めても美味しく食べられることを考えて調理されているところも、日本人の細やかな配慮やおもてなしの真骨頂と言えるでしょう。
現代に置き換えると、冷めても美味しいテイクアウトとも言えるのではないでしょうか?
こんな世の中だからこそ、京の食文化の素晴らしさを感じてしまいます。
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2020.10.20