京都の食文化「おきまり料理?」
京都では昔から伝えられてきた無形文化遺産が数多く存在します。しかし、定義がはっきりしないことなどから、文化財の指定や登録が難しいものも多くあります。
このような状況に対して京都市は、この価値をより多くの方に知ってもらうために、市独自の無形文化遺産を守る仕組み「京都をつなぐ無形文化遺産制度」を作りました。
この、京都をつなぐ無形文化遺産制度の最初の選定が「京の食文化―大切にしたい心、受け継ぎたい知恵と味」になります。
この中で、暮らしが育む食文化「おきまり料理」について簡単にご紹介します。
京都では、商家を中心に生活の知恵として「何の日に何を食べる」という習慣があり、これをおきまり料理と言います。
例えば、1日は家中がまめで暮らせるように「小豆ごはん」にしんの渋みと昆布の語呂合わせから”こぶう”(倹約して暮らしましょう)という意味から「にしんと昆布の煮付け」
8のつく日は、末広がりの日に良い芽が出るように、病人が出ないようにと、「あらめと油揚げの炊いたん(炊いたもの)」
など、風習として引き継がれてきた食文化があります。面白いものですね。
詳しくは、京都市のwebページ「京都をつなぐ無形文化遺産」をご覧ください。
(参考:京都市のwebページ「京都をつなぐ無形文化遺産」https://kyo-tsunagu.net)
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2020.09.18