忘年会の由来とは?
今年も残すところあとわずかとなってまいりました。
そろそろ、年末に向けて忘年会のご予定を立てる方も増えている頃ではないでしょうか。
広辞苑によると、忘年会とは「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」と定義されています。
今年一年で起きた大変な出来事を、楽しい宴会の中で忘れて、晴れやかな気持ちで新しい年を迎えるために行うものなのですね。
その忘年会の由来は、鎌倉時代に行われていた「年忘れ」という会にあるそうです。
今のような賑やかなものではなく、貴族や武士が集まり連歌を読み合うという、優雅で厳かな催しでした。
それが江戸時代に入ると庶民の間で次第に宴会となってお酒を酌み交わす集まりとなり、明治時代以降にはお祭りムードのものとして浸透していったのだそうです。
ちなみに、忘年会とは日本独自の文化で、海外では忘年会のような集まりや催しはありません。
何かのお祝いなどの明確な理由がない集まりというのは、欧米などでは馴染みがないものなのだとか。
忘年会は、日本特有の国民性から生まれた催しだったのですね。
今年も、美味しいお酒とお料理で楽しいひとときを過ごし、すっきりした気持ちで新年を迎えませんか?
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2023.11.20